いつもの晩酌を、少し特別な時間に。 和食缶詰とお酒のおいしい関係

一日の終わり、ほっと一息つく晩酌の時間。誰にも邪魔されない、自分だけの穏やかなひとときです。そんな時間に、いつもより少しだけ上質な彩りを添えてみませんか。

ご紹介したいのは、「和の食」のグルメ缶詰と、お酒が織りなすおいしい関係。 缶を開け、お気に入りの器に盛り付ける。ただそれだけで、いつもの晩酌が、旅先でふと見つけた素敵なバーで過ごすような、心豊かな時間へと変わります。

今夜の時間を豊かにする、とっておきの三つの組み合わせをご案内しましょう。

 

爽やかに、澄みわたる味わい。 ― 真鯛の柚子ソース × 日本酒

 

まず試していただきたいのは、日本の海と大地、それぞれの恵みが素直に手を結んだような組み合わせです。主役は、愛媛県産の真鯛を使った「真鯛の柚子ソース」。無農薬の柚子を丸ごと使ったソースは、口に運ぶたびに、甘酸っぱく爽やかな香りがふわりと広がります。

この繊細な一皿に合わせたいのは、すっきりとした味わいの日本酒。フルーティーな香りのものを選ぶと、より一層、お互いの良さが引き立ちます。

柚子の爽やかな風味が、日本酒の持つお米の優しい甘みと溶け合い、真鯛の上品な旨みをきれいにまとめてくれるのです。まるで澄んだ小川のほとりで涼んでいるような、心地よく澄みわたった味わいを愉しめます。

涼しげなガラスの器や、淡い青色の小鉢に盛り付ければ、見た目にも美しく、より一層美味しく感じられるでしょう。

 

風味豊かに、食欲をそそる組み合わせ。 ― 鯛のアヒージョ × 焼酎

 

次にご紹介するのは、食欲を心地よく刺激する、風味豊かな組み合わせ。「真鯛のアヒージョ」は、上質なオリーブオイルの中に、真鯛ときのこ、トマトの旨みがたっぷりと溶け込んでいます。立ち上るニンニクの香ばしい香りがたまりません。

この味わい深い一皿には、少し個性のある焼酎を。例えば、山椒のような和のスパイスを思わせる、すっきりとした香りの焼酎はいかがでしょう。

オイルのコクや豊かな風味を、焼酎のキレがすっきりとさせてくれるので、次の一口がまた新鮮に感じられます。オリーブオイルの香りと焼酎の香りが意外なほどによく合い、味わいに心地よい奥行きが生まれる、新しい発見のある組み合わせです。

温かみのある陶器のお皿や、小さなフライパン「スキレット」に盛り付ければ、バルで過ごすような楽しい雰囲気に。旨みの溶け込んだオイルを最後まで味わうために、パンを少し添えるのをお忘れなく。

 

間違いない、心も満たされる王道。 ― 和牛の黒胡椒 × ビール

 

一日の終わりに「ああ、美味しかった」と心から満足したいなら、やはりこの組み合わせは外せません。宮崎産の黒毛和牛を贅沢に使った「和牛の黒胡椒」。牛肉の濃厚な旨みと脂の甘みを、黒胡椒のピリッとした刺激が心地よく引き締めます。

この一皿が待っている最高のパートナーは、もちろん、キリッと冷えたビールです。

和牛の豊かな脂の旨みが口に広がったところへ、ビールを一口。ビールの心地よい苦みと炭酸が、後味をさっぱりとさせてくれます。そしてまた、味わい深い和牛を頬張る。この幸せな繰り返しは、一日の疲れを忘れさせ、心まで満たしてくれるはずです。

余計な飾りはせず、シンプルなお皿に盛り付けるのがおすすめ。それだけで、和牛の存在感が際立ち、最高のビールのお供になります。

 

美味しいお酒と、それに合う一皿があるだけで、いつもの夜は少しだけ贅沢な時間へと変わります。 今夜の晩酌に、こんな楽しみ方を加えてみてはいかがでしょうか。